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東京の仕掛人たち

第5回:マイク・クベックさん(SuperDeluxeエグゼクティブプロデューサー)+永井祐介さん(VACANT代表)
聞き手:小崎哲哉
Date: February 18, 2011
永井祐介さんとマイク・クベックさん | REALTOKYO

様々なジャンルの表現を支える「仕掛人」をゲストとして招き、東京カルチャーシーンの魅力と問題点を探る連続対談『東京の仕掛人たち』の第5回。ゲストは、アートや音楽などジャンルを横断するイベントを展開する2つのスペース、西麻布のSuperDeluxeと原宿のVACANTの運営者たち。初顔合わせとなった2人に、それぞれの場所での取り組みと東京カルチャーをさらに盛り上げる秘策について語ってもらった。

東京にないものは自分たちで作る

 

小崎:SuperDeluxeは、東京のオルタナティブスペースの中で老舗と言ってもいいくらいですね。その成り立ちを聞く前に、マイクさんはどうして日本で暮らすことになったのですか。

 

マイク:映像制作を勉強するため南カリフォルニア大学に入学したのですが、ハリウッド映画の登竜門みたいな場所だと知らなくて。実験映画を作りたかったのに間違えた(笑)。日本映画が好きで、立派な大学図書館には日本にもないフィルムがあったので、よく日本映画を観ました。前から日本が好きだったから、日本で何か映像が作れたら面白いなと。それならハリウッド映画の勉強をしていてもしょうがない、日本語の勉強をしたほうが早道だと思ったんですよ。そして専攻を日本文学に変え、その後奨学金をもらって早稲田大学に1年間留学。日本にいる間にアメリカの大学も卒業しました。留学後2年間だけ日本で働こうと思っていたのに、なかなか帰れなくてずっと日本にいます(笑)。

卒業後は堅い仕事をしていましたが、来日して2年目くらいに、クライン・ダイサム・アーキテクツのマーク(・ダイサム)と、DELUXEを立ち上げようとしていた生意気のデイヴィッド(・デュヴァル=スミス)に再会したんです。僕は仕事を辞めたばかりで、ビールを作ろうとしていました。日本は好きだけど、おいしいビールとメキシコ料理だけがない(笑)。当時まだマイクロブルワリー(地ビールの醸造所)がなかったんです。ちょうどそのときデイヴィッドたちが「東京エール」を始めようとしていて、じゃあ一緒にやろうということになりました。

 

永井さんはとても若いけど、ご両親が原宿でビジネスをされていたんですよね。

 

永井:そうです。僕は高校を出てすぐ、ファインアートを学ぶためにロンドンのアートスクールに留学しました。そこで基礎的なことや考え方を学んで、4年弱ほどロンドンにいて2007年末に帰国したんです。ロンドンでは、ICAとかテート・モダンとかいろいろ行きましたが、アートが日常生活に溶け込んでいるようにどこにでもあって、小さな子供からお年寄りまで、自然な感じで作品を観て話しているという環境の中で刺激を受けましたね。こういうものが東京にあったらいいなと思ったのが、空間を作るきっかけになった最初の動機。帰国後1年ほどはデザインなどをやっていて、もともとお店だったあの場所が空いて、何かやってみないかと声をかけてもらったんです。帰国後はそれほど東京のカルチャーのことも知らなかったし、VACANTを立ち上げることになって初めてSuperDeluxeにも行ってみたくらい。何を参考にとか、そういうのはないんですけど、強いて言えばロンドンの環境ですね。空間でできるものを実験的に、とりあえずやってみようと始まった感じです。

 

『山本精一のドラマンダラ東京』/2010年12月11日/SuperDeluxe | REALTOKYO
『山本精一のドラマンダラ東京』/2010年12月11日/SuperDeluxe
写真:松尾宇人(SuperDeluxe)

SuperDeluxeの前身は、先ほど話に出た麻布十番のDELUXEですよね。高木正勝と青木孝允のユニットSILICOMとか、珍しいキノコ舞踊団とかを観た記憶があります。

 

マイク:DELUXEは、タクシーの修理場と洋服屋の倉庫だった場所を改装したんです。クライン・ダイサムとか生意気とか東京エールとかが、オフィスをシェアして使っていました。みんな事務所が小さくてしょぼいから、大きなスペースがあれば立派に見えるし(笑)。それが1998年ですね。ところがビールもなかなか売れないし、音楽も好きだから、こういう広いスペースを有効に使えるミュージシャンはいないかという話になってきて。機材はないからアコースティックで、シェアしてるほかの事務所にも声をかけて、月1回くらいだったら、その日は仕事をしないでイベントをやろうと。月1回、30人くらいの実験音楽のライブを定期的にやっていて、そうする内に、けっこう有名な人たちが来るようになったんです。

 

ビールにしてもスペースにしても、東京にないから作っちゃおうという発想ですね。

 

マイク:そう。自分がもっと楽しくなるように、これさえあればなっていう。

 

そういう思いは、2009年5月にVACANTを始めた永井さんも同じですか。

 

永井:そうですね。僕は日本が好きですが、ロンドンにあったいいもの、日本にこれがあったらいいなと思うものをやっている感じです。空間をやることで人が出入りして、知らなかった人と出会えて、いろんな人とつながっていく。ロンドンは小さな街で、ここにいたら何かあるというのがわかりやすい。東京の広さが短所になってしまっているのはもったいないですね。

最初は原宿という立地に抵抗がありました。人は集まるけど、ギャラリーがある場所ではなく、服を買いに行く場所。文化を発展させていこうという、ハングリーな気持ちを持った人が行く場所ではないから。でも、服を買うイメージの場所でやるからこそ、そんな人たちも巻き込んで面白いことをやれないかなと。いい立地で人は集まりやすいし、原宿がまた面白い場所として認知されたらいいなと思っています。

 

立地の話でマイクさんに聞きたいんですが、DELUXEからSuperDeluxeに移ったのは?

 

マイク:SuperDeluxeが2002年にオープンして、DELUXEが完全になくなったのは2003年か2004年の初めだったと思います。みんな忙しくなり、大事な仕事もあるのに、イベントのために今日は仕事できないというわけにいかないから。あとは、建物がボロい(笑)。雨が降ると雨水がたまるし。元は倉庫だから大家も何もしてくれなくて、だんだんひどくなるのに家賃をアップすると言われ、みんな不満も募ってたから、じゃあ出よう! と。それぞれ新しい場所を借りて、SuperDeluxeは実験場にしようということになりました。初期のメンバーはみんな普段から六本木で遊んでいるような人たちじゃなくて、ここで本当にできるの? という不安ももちろんありましたけどね。永井さんの原宿に対する先入観と僕たちの六本木に対する先入観はたぶん同じだと思います。

 

saji x NO IDEA『日本の食卓』/2010年8月14日/VACANT | REALTOKYO
saji x NO IDEA『日本の食卓』/2010年8月14日/VACANT

原宿だと、80年代に桑原茂一さんがやっていたピテカントロプスという伝説的なスペースがあり、当時は今ほど大衆的な土地ではなかった。一方、森ビルや三井不動産の開発以前の六本木は、いまミッドタウンがある場所は防衛庁で、その前は米軍将校の宿舎があったから米兵もいっぱいいて、非常にヤバい感じだったんですよね。

 

マイク:場所を移ってから、六本木エリアの歴史や同じ場所で前にやっていたことが少しずつわかってきて面白いですよ。でも最初は、僕らがやろうとしていることを観たい人はこのエリアにはいないと思った。僕は中央線沿線で開催されるようなイベントが得意なのですが、高円寺から六本木には来ないでしょう。どうしようかなと思いつつ、とりあえずトライしよう、実験できる場所を作ったら何か面白いことが起こるだろうと。そういう気持ちでスタートしました。

 

永井:僕も、やろうとしていることを共有できる人が原宿には来ないだろうと思っていました。ちょっとでも人の流れが変わればいいなというのがあったので、チャレンジではありましたね。

 

中央線沿線の人たちが来ている感じはありますか。

 

マイク:ありますよ。わざわざ来てくれてありがとうと思ってるんです。ヒルズができてわかりやすくなったのが大きいですね。永井さんは2年目でしょう。すごいね。僕は3年目でもう止めようと思ったんです。赤字がたいへんだったから、本当に止めるかどうかという真剣な会議があって。これ以上お金を出せないし、借りることもできないし。

 

最初はメンバーそれぞれが本業をやりながら、そこで稼いだお金の一部を出し合って運営していたということ?

 

マイク:最初はそれぞれ出し合いながら、その後6000万円くらい、ある「優しい人」から借りました(笑)。それはすぐに消えてしまって、3年目にその人からお金を返すか、止めるかだと迫られて。さすがにその時期になるとやりたいことも見えてきていたので、「僕はまだやりたいです。ほかの仕事を辞めて専任になるから、あと1年だけ待って下さい」って言ったんです。その年は365日、SuperDeluxeにいました。そして初めてマイナスではなく、ぎりぎり黒字になったんです。6000万円の借金は抱えたままでしたが、その優しい人が「よく頑張った。お金は少しずつ返してくれたらいいので、続けて下さい」と言ってくれました。

 

持つべきは「優しい人」だ(笑)。収入は、自分たちが主催するイベント、スペースレンタル、そしてバーの3本柱ですか。

 

マイク:自分たちが主催するものもレンタルも関係なく、入場料とバー売り上げの2本です。つまり飲食以外と飲食。レンタル料金の設定は幅がありますね。レンタル料は一見するだけだと高い印象が残ってしまう恐れもあるので、ウェブサイトに安易に価格表は出してないんです。出してしまうと、最初からアウトと感じてしまう人がいっぱいいると思う。僕は「まず何をやるか?」ということを大事にして、その後、実現する為にはどうしたら良いのか?という話をして予算の話をしたいと思っています。計画の時点で回収不可能な企画だったら回収出来るようなアイデアを提案して話合いの上、実現に向けて進めていきたいと考えているんです。

 

VACANTは?

 

永井:最近はレストランみたいなものを始めていますが、コミュニケーションのスペースとして飲食はあったほうがいいという「要素」としてあるだけで、収支的に助けになっている感じでもなく、これからの課題です。原宿という場所もありレンタルの話も来て、それがけっこう大きな収入です。ファッションウィークとか、そういう時期はそのために空けておく。SuperDeluxeと同じで、うちもレンタル料金を載せてなくて、直接話してみてやりたいと思ったらサポートする部分もあるし、じっくり話をして決めていければというスタンスです。自分たちの展覧会は入場料500円ですが、最初は取らなくてもいいと思っていたんです。ただ、作品を売るためにタダでお客さんを入れるギャラリーとは違って、入場料を払うという行為による作品との距離感が欲しいと思って。物販もやっていて、今後はそのバランスも上げていけたらと思っています。自主企画だけでやっていけたらベストですが、まだそれは早いので……。

 

ラウンジ風景/2009年11月/SuperDeluxe | REALTOKYO
ラウンジ風景/2009年11月/SuperDeluxe
写真:松尾宇人(SuperDeluxe)

持ち込み企画で刺激を受けることも

 

マイク:持ち込み企画にも、面白いものがいっぱいありますよ。それは大歓迎で、SuperDeluxe主催のものとそうでないものを区別しないようにしているんです。レンタルで面白いものがあったら、SuperDeluxeはそれを手伝うということです。

 

小沢康夫さんたちの企画ですが、SuperDeluxeで『Unrehearsed Beauty』というパフォーマンスがあって、それを観たチェルフィッチュの岡田利規さんが『三月の5日間』を書いて、それをまたSuperDeluxeで上演するということもありましたね。

 

マイク:僕は芝居やダンスに詳しくないけど、何か面白そうなことをやろうとしている人というのはわかる。あー、こういうのもあるんだと、自分にとっても発見です。全部自分の企画だったら、新鮮じゃないからもうやってないと思う。刺激が欲しいからやっているんだから。

 

VACANTでは『ZINE'S MATE TOKYO 2009』っていう持ち込み企画がありましたね。すごく場所に合ってるなぁと思いました。

 

永井:アーティストありきではなく、誰でも参加して、誰でも出演者というイベントに、あんなにたくさんの人が来て注目してくれたというのは、VACANTにとっても大きな意味がありました。VACANTとしても一緒にやりたいという、いい企画でした。

 

SuperDeluxeの『ペチャクチャナイト』も名企画ですね。

 

マイク:これは「優しい人」のおかげなんです。最初のころ遊びのようにやっていたので、ディレクター全員が呼ばれて、いい加減にしろ、月に最低1つはそれぞれイベントをやりなさいと言われて。マークとアストリッド(・クライン)が周りのデザイナーたちを集めて、何をやる? と。そのときに生まれたアイディアです。話をする人に20枚の写真を持ってきてもらってスライドプロジェクターで1枚ずつ見せる。そして1枚につき20秒、トータル6分40秒という時間制限の中でしゃべってもらうという企画です。1枚1枚についてしゃべってもいいし、だーっとしゃべってもいい。コメディショーをやる人も、パフォーマンスをやる人もいる。その枠の中で何をやってもいいんです。何年かやっている内に、オランダに帰るマークのインターンが、面白かったからオランダでもやりたいと言って、それをきっかけに350都市くらいに広がりました。世界のどこかで月に100回くらいやってます。グーグルで「PechaKucha Night」で検索するとすぐ出てきますよ。数年前どこかのデザイン雑誌で、デザイナーに必要なものは何かというアンケートがあって、その結果がラップトップ、モレスキン、ペチャクチャだった。「わー、アップルと並んだ!」と、マークが興奮してました。彼はアップルが大好きだからね(笑)。

 

永井さんはVACANTで恒常的にやってみたいイベントはありますか。

 

永井:これまでフリーマーケットをやったりしてきましたが、『ペチャクチャナイト』のような定期イベントがあると人が来やすいですよね。アイディアはいくつかあります。原宿には映画館がなく、映画が盛り上がっていないという状況もあるので、映画上映会とか。権利関係が面倒かなと思ってやってなかったのですが、1回試写会をやったことがあって、その会社と、定期的にVACANTセレクトの旧作の上映をしていこうという話が進んでいます。

 

面白そうですね。背景が違う人たちが1つの場所に集まることによって何かが生まれる可能性がある。それをうまく実現しているのがペチャクチャであり、ZINEのフェアですよね。

 

マイク:実際に話せる程度のスペースで集まるというのがいいですね。大きな場所での発表会だと来場者同士が話すことはまずない。終わった後、プレゼンした人に普通に声をかけられるし、ちょうどいいサイズだと思います。

 

ウィスット・ポンニミット×内橋和久×飴屋法水『猿 と 石』 | REALTOKYO
ウィスット・ポンニミット×内橋和久×飴屋法水『猿 と 石』/2010年5月25日/VACANT

ジャンルを混ぜて、食わず嫌いをなくす

 

ただ、ICAロンドンのディレクターが東京に来たときにレクチャーを聞いたんですが、アート、音楽、映画など様々なジャンルのイベントをやっても、人の交流は起こらないんだそうです。それぞれの愛好者しか集まらない。

 

永井:人が集まる仕掛けは大事にしたいと思っています。いまは中川幸夫さんの生け花の写真の展示をしていて、若い人たちに観てほしいと思っていますが、なかなか足が向かない。そこで花や植物を使ったアート作品を作っている東信さんをお呼びしてワークショップをやってもらったことで、東さんのファンに中川さんを知ってもらうとか。アンダーカバーのデザイナーの高橋盾さんが中川さんのことが好きで、彼が中川さんのために作った服を展示したりとか。原宿に来ている人もちょっと興味が持てるような仕掛けをどう作っていくかということを考えて、ジャンルを混ぜていきたいですね。

 

マイク:そうしないと来ないからね。ゲリラ的に見せないとダメ。高橋盾さんで引っ張って、ほら、こんなのあるよという見せ方をすれば、好きな人が増えるかも。SuperDeluxeもずっとそうしてますけど、できれば知らない人が来てくれたらうれしい。ビールもそうですね。「東京エール」はアンバー系の濃い色で、見慣れたビールとちょっと違う。おいしそうに見えないかもしれないけど、飲んでみると意外とおいしい。そういう実体験があったから、音とか映像とか芝居とか、食わず嫌いをなくそうとしています。

 

永井:VACANTでデイヴィッド・バーンの展覧会をやったとき、若い人はやっぱりトーキング・ヘッズもあんまり知らないですよね。でも、原宿でデイヴィッド・バーン、しかも音楽じゃなくてアートということで、イベントの中で山本ムーグさんが小山田圭吾さんたちに声をかけてくれたんです。ちょっと間口を広げるだけで来場者のバランスも変わってくるから、いつも何かやらなきゃと思っています。東京はスペース同士がもっとつながっていたらいいですよね。今日初めてマイクさんにお会いしましたが、どんどんスペースは増えているし、それぞれがやりたいことや東京をもっとこうしていきたいというアイディアを共有できて、1つの固まりになればロンドンで肌で感じたような動きが敏感に感じられるのではないかなと思います。

 

そういうスペースが集まってメディアを1つ共有するのはどうでしょう。ファインアートの世界だと、美術館やギャラリーが集まって、『フェイバリット』っていう隔月のフリーペーパーを作っています。

 

マイク:確かに、まとまった状態でイベント情報が載っているものはないですね。東京のフリーペーパーは広告が多いし、ロンドンにはもっとフラットな情報が載っているものがあるでしょ? この間行ったメルボルンにもあって、街が生き生きしてました。

 

永井:スペースの人たちは忙し過ぎて……。でも、外部の人に任せてしまうと熱が違ってくる。やってる人たち同士が、ちょっとムリしてでもつながろうという気持ちが持てればいいですね。

 

東京の仕掛人たち 第5回:マイク・クベックさん(SuperDeluxeエグゼクティブプロデューサー)+永井祐介さん(VACANT代表) | REALTOKYO

(※2011年1月18日、3331 Arts Chiyodaで開講中の『ARTS FIELD TOKYO』にて収録)

 

ゲストプロフィール

マイク・クベック

Mike Kubeck/1971年、米国カリフォルニア州フレスノ市生まれ。子供のころから読書と音楽鑑賞とアウトドアが大好き。 南カリフォルニア大学で映画制作と日本文学を専攻。93年、早稲田大学国際部に1年留学/留年。 日本在中、南カリフォルニア大学を卒業し、帰国せず日本の会社へ就職。技術翻訳をしながら東京アンダーグラウンド音楽のライブに足を運ぶ。98年、生意気やクライン・ダイサム・アーキテクツが立ち上げた東京ブルーイングカンパニーに参加。麻布十番の事務所「DELUXE」で即興音楽シリーズを始める。2002年に 「SuperDeluxe」を立ち上げ、現在、エグゼクティブプロデューサーとして勤務。 http://www.super-deluxe.com/

 

永井祐介

ながい・ゆうすけ/04年、ロンドン留学時代にファインアートを専攻。帰国後の09年、「第一回littlemoreBCCKS写真集公募展」大賞を受賞し、『varnish and mortar』を出版。同年、フリースペース「VACANT」を立ち上げる。 http://www.n0idea.com/vacant/

 

ARTS FIELD TOKYO「東京の仕掛人たち」スケジュール

第6回:2月22日(火) 19:15-20:45 ゲスト:佐々木敦(批評家、HEADZ主宰)

寄稿家プロフィール

おざき・てつや/『REALTOKYO』『Realkyoto』発行人兼編集長。1955年東京生まれ。京都造形芸術大学大学院学術研究センター客員研究員。趣味は料理。