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「エルスール財団新人賞」授賞式

イベント概要

エルスール財団について

昭和62年(1988年)8月1日、詩人 野村喜和夫とプロデューサー/フラメンコ舞踊家 野村眞里子によって、アトリエ・エルスールが作られました。アトリエ・エルスールは、「詩とダンスこそ芸術の中核をなす」との考えから、さまざまな実験的活動を行いました。

1995年開催の「現代詩フェスティバル95 ~詩の外出~」(スフィアメックス)では「詩の外出」をテーマに、それまで一部の詩人しか行なっていなかった「朗読」を舞台空間に引きずり出し、「身体」「映像」「音楽」とのコラボレーションを7日間にわたり行うという、前代未聞のイベントを企画しました。このイベントの反響は想像をはるかに超え、詩の朗読ブームのきっかけともなりました。その後、1997年には「現代詩フェスティバル97 ~ダンス/ポエジー~」(スフィアメックス、アートスフィア)で17日間に及ぶ「詩」と「ダンス」のコラボレーションを企画し、また2007年には「現代詩フェスティバル2007 ~環太平洋へ~」(世田谷パブリックシアター)でアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、中国などの詩人やダンスカンパニーを招聘しました。さらに、2002年設立の野村眞里子/エルスールフラメンコ舞踊団では、「フラメンコ」「コンテンポラリーダンス」「映像」「現代詩」などのコラボレーションを取り入れた新作を次々と発表しました。

アトリエ・エルスールはこうした活動を中心に行ってきましたが、それはまだアーティスト個人のレベルでしかなく、愛する「詩」と「ダンス」の未来のためには、もっと広い視野に立って活動する必要があるのではないか、と感じるようになりました。そして、記念館を作ったり、記録のための書籍を発行したり、イベントやワークショップを主催したり、また新人発掘のための新人賞も制定したい――こうした漠然とした思いを形に変えるきっかけとなったのは、2011年3月11日の震災でした。「やろうと思ったことは今すぐやらなければならない」と決意し、7ヵ月後の10月11日にエルスール財団設立に至りました。

まだ小さな財団にすぎませんが、その分「詩」や「ダンス」を志す若い方たちにとって身近な存在になれるのではないか、という自負もあります。今後の財団の活動を温かく見守っていただければ幸いです。
                     代表理事 野村眞里子
 

エルスール財団新人賞について
エルスール財団では、日本の「詩」と「ダンス」の未来を担うアーティストを応援するため「エルスール財団新人賞」を制定する。ジャンルは「現代詩」「コンテンポラリーダンス」「フラメンコ」の3つとし、毎年11月から翌年10月までの間に顕著な活躍が認められた新人1名(1組)を選んで顕彰する。

【現代詩部門】金子鉄夫
【コンテンポラリー・ダンス部門】川村美紀子
【フラメンコ部門】太田マキ

(公式サイトより)

[ ステージ 関連イベント その他23区内 ]
レストラン スカイキャロット
日程終了
エリア その他23区内
住所 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー26F
会場ホームページ http://sky-carrot.com/
日程 2012年11月30日

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