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Madness is part of Life by Ernesto Neto

イベント概要
Copyright (c) Hideki Inaba, 2012

エスパス ルイ・ヴィトン東京は、新たなエキシビションフォーマットであるMentoring young Artists(若手アーティストのメンタリング)に、全世界で高く評価されているブラジル人アーティスト、エルネスト・ネト(Ernesto Neto)と、その弟子であるビデオアーティスト、エヴァンドロ・マシャード(Evandro Machado)を迎えます。

エスパス ルイ・ヴィトン東京の第5回エキシビション『Madness is part of Life(狂気は生の一部)』ではエルネスト・ネト自身がキュレーターを務め、4点の新作を通じ、高い天井とガラス張りの壁面を併せ持つこの空間を再構成・再解釈します。

くつろぎに満ちた環境の中で来場者を空中に持ち上げ、東京の景観と建築を(再)発見させる、連作『Balanço(ブランコ)』に属する巨大な彫刻作品『A vida é um corpo do qual fazemos parte(われわれは生という体の一部)』を中心に、さらに他3点を通じて、ネトにとって大切なテーマ群をめぐるこれまでの探求や連作をさらに掘り下げます。

これらの作品はいずれも、人間性を問題として取り上げます。エリオ・オイチシカ(Hélio Oiticica)やリジア・クラーク(Lygia Clark)といったポスト新具体主義アーティストから継承した、モノの重みを通じての現実認識として想定された人間性は、「身体を通じての関係性の構築」とも呼ばれます。ネトにとってパーツを組み合わせることは、頭の体操であるだけでなく、身体的操作でもあります。来場者に味わっていただきたいのはこの身体的次元であり、また、空間と生に対する特有の思案と理解方法です。

『Linhas, pontos e patas(線、点と脚)』は壁面に線を描く一方、1980年代の作品『Prumo(下げ振り)』と『Peso(おもり)』を想起させる『TorusMacroCopula(トルスマクロボールト)』は天井を指し示し、同じ伸縮性ある素材を用いた複数のボールの集合体『Pedras(石群)』は、見て、座り、触れ、歩き、考えることを来場者に促します。

それぞれが空間を占有および/または画定する異なる方法を探るこれら4点の作品に沿って、エヴァンドロ・マシャードは、リオデジャネイロの都市風景を舞台にした既存のセミフィクション作品『Ferrolho』のバリエーションを上映します。

エスパス ルイ・ヴィトン東京は、本展の準備期間中に惜しみないご支援をいただいたエルネスト・ネトおよび彼のスタジオAtelienave(リオデジャネイロ)、小山登美夫ギャラリー(東京)、駐日ブラジル大使館に心より感謝いたします。

(公式サイトより)

[ アート 現代美術 青山・原宿・千駄ヶ谷 ]
エスパス ルイ・ヴィトン東京
日程終了
エリア 青山・原宿・千駄ヶ谷
住所 渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F
アクセス 表参道駅 A1出口より徒歩約3分
電話番号 03-5766-1094
会場ホームページ http://espacelouisvuittontokyo.com/
日程 2012年9月29日~2013年1月6日

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