Event Card

ピナ・バウシュ 夢の教室

イベント概要

怖がらないで、踊ってごらん。

ピナ・バウシュのもとに集った、ダンス経験をもたない40人の少年・少女。ピナの代表的演目「コンタクトホーフ」を演じるため、10ヶ月間の猛特訓が始まった…。

たいせつなのは、自分を解き放つこと―
稀代の舞踊家ピナ・バウシュの指導風景を収めた、生前最後の公式映像。そこには彼女が最後に伝えたかった、未来を生きる少年・少女へのメッセージが溢れていました。

世界的な舞踊家、ピナ・バウシュのもとに、40人のティーネイジャーが集まった。演劇好きの少年、ロマの子、不慮の事故で父を亡くした少女やヒップホッパー…。性格も家庭環境もバラバラで、ピナの名前すら知らない彼らに共通するのは、誰一人として、ダンスを習った経験がないこと。そして、たった10ヶ月後に、ピナ・バウシュの代表的作品「コンタクトホーフ」の舞台に立つこと。ピナ自身が企画した、この無謀とも言える挑戦を実現するため、ヴッパタール舞踊団で活躍したダンサー、ベネディクトとジョーによる、毎週土曜の猛特訓が始まった。ピナも何度も稽古場に足を運び、子供たちと語り合う。慣れないダンスに恥らったり、弱音を吐いてばかりの少年たちは、本当に大勢の観客が見つめる舞台で自分を表現できるようになるのだろうか…。

ベルリン映画祭で絶賛!決して見ることのできなかった、ピナの“創作の裏側”に迫る唯一のドキュメンタリー。
2009年に他界したピナの貴重な指導風景と子供たちの成長を瑞々しく捉え、ベルリン国際映画祭で絶賛を浴びた傑作ドキュメンタリーが、遂に日本のスクリーンへ。普段は立ち入りを許されないピナの“創作の裏側”に接近したカメラは、タバコをくゆらせながら、時に厳しいまなざしで、時にやわらかな微笑みで子どもたちを見守る彼女の姿を鮮やかに映し出します。踊ることは、自分を解き放つこと。誰もが内に秘める優しさと暴力、純心な心、その全てをさらけ出すことなのだと、彼女は教えてくれました。
「ピナに出合って、自分を変えることができた」恥かしがり屋の少年はたくましく成長してゆく。彼らひとりひとりが経験したあらゆる物語が、公演当日の舞台へとつながってゆくのです。ステージだけでは窺い知れない、ピナの信念や美学、そして最後に伝えたかった想いを、この映画を通じて見届けて下さい。

監督:アン・リンセル
撮影監督:ライナー・ホフマン
出演:ピナ・バウシュ、ベネディクト・ビリエ、ジョセフィン=アン・エンディコット
2010年/ドイツ/ドイツ語/カラー/89分/HD/ステレオ
配給:トランスフォーマー

ユーロスペース
日程終了
エリア 渋谷
住所 東京都渋谷区円山町1-5
アクセス JR「渋谷駅」ハチ公口より徒歩10分
電話番号 03-3461-0211
会場ホームページ http://www.eurospace.co.jp/
日程 2012年3月3日~2012年4月20日

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