Event Card

ザ・フューチャー

RT Picks

猫のパウパウをシェルターから引き取るまでの期限は30日。35歳のカップル、ソフィーとジェイソンはこの時間を「未来」への準備(猶予)期間とすることを決意する。まずは仕事を辞め、インターネットを解約。それからソフィーは30日で30ダンスの創作、ジェイソンは環境保護活動に勤しむ。しかし、何が変わるのだろう…? 年をとることへの漠然とした不安、死の意識もある日突然現れる。アーティスト、作家としても才能溢れ、いまもチャーミングなミランダ・ジュライも悩みに悩む、がそれを知ってなんだか心強くなる。自身の映画の2作目というより、展示『廊下』の次作品と位置づけているそう。いろんな数字がキーワードだ。

By 福嶋真砂代 January 19, 2013

イベント概要
(C)Todd Cole 2011

わたし35歳。彼とは同棲4年目。
心地良くてそれなりに幸せな生活に訪れた小さな小さな変化。それはケガをした猫“パウパウ”との出会だった。導かれるようにソフィーとジェイソンの生活はゆるやかに変わってゆく。
パウパウを迎えるまでの30日間、先延ばしにしてきた行動を起こすべく、ふたりは仕事を辞め、インターネットを解約する。ソフィーは<30日で30ダンス>を創ることを決め、ジェイソンは<地球を守る>と木を売り歩く。新しい人生のスタート!
しかし、すぐにソフィーは気がつく。
妊娠し母になろうとしている友人たち、時代の先端をゆく同僚、そして柔軟にいまの生活を楽しんでいるジェイソン、みんなに比べて、わたしは何もできずに立ち止まったままだった。漠然とした焦燥感がぬぐえない毎日。そんな時に出会った、もうひとりの彼。彼といると何も成し遂げなくていいように思え、心が軽くなった。そして、わたしは部屋を出た。
パウパウが話しかけてくる。真夜中の月も何か言いたそうだ。わたしの大好きなTシャツも心配そうにモゾモゾと動いている。そう、わたしはまだ人生の準備期間中なのかもしれない。でも、いま一歩を踏み出さなければいけない。<これから>を見つけるために。
——ひとりの女性の感情の波を映しだした”愛のような物語”

監督・脚本: ミランダ・ジュライ
キャスト: ハミッシュ・リンクレイター、ミランダ・ジュライほか

上映時間: 91分

2013年1月19日よりシアターイメージフォーラムにてロードショー

[ 映画 ドラマ 渋谷 ]
シアター・イメージフォーラム
日程終了
エリア 渋谷
住所 東京都渋谷区渋谷2-10-2 
アクセス 「渋谷駅」東口から宮益坂を上り、青山通りへ。50m程先の横断歩道を渡り、薬局とコーヒー店の間を入りすぐ。
電話番号 03-5766-0114
会場ホームページ http://www.imageforum.co.jp/theatre/
日程 2013年1月19日~2013年3月8日

RT寄稿家コメント(0)

コメントを書く ※RT寄稿家のみコメントできます。

email password

次回から自動的にログインする

読者コメント(0)

コメントを書く 
※コメントを書くには、MyPageユーザー登録が必要です。また、ニックネーム未登録のMyPageユーザーはマイページ設定からご登録下さい。

email password

次回から自動的にログインする