欧州のコンテンポラリージャズの注目すべきグループが来日公演を行う。イギリスのジョン・テイラー（ピアノ/1942年生まれ）、そして、ノルウェーのトーレ・ブルンボルグ（サックス/1960年生まれ）とトーマス・ストレーネン（ドラムス/1972年生まれ）の３人による「メドウ」というトリオだ。60年代から活動するテイラーは、ECMレコード等のレーベルでリーダー作を発表、多くのアーティストとも共演している大ベテラン。ブルンボルグは、様々なアーティストの一員としての来日も多い。ストローネンは、フード（ECMから新作が出たばかり）やハムクラッシュといったグループで来日しており、既にお馴染みだ。この３人による力強いタッチのサウンド、メロディックで美しい響きで構成され続ける音空間を、ライブの場で体感したい。なお、オープニングを巻上公一（ボイス）がデュオで務めるので、こちらもお楽しみあれ。

By PPQ November 3, 2012