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ヴァレリー・アファナシエフ ピアノリサイタル:リストとその時代へのオマージュ~「葬送」~

イベント概要

●予定曲目
ベートーヴェン:11のバガテル作品119より 第1番 第2番 第3番 第4番
リスト:4つの小品
リスト:悲しみのゴンドラ第2稿
リスト:暗い雲
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 3つのプレリュード、帆、雪の上の足跡、沈める寺
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調作品26より 第3楽章「葬送行進曲」
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調作品35より 第3楽章「葬送行進曲」
ワーグナー/リスト:聖杯への厳かな行進曲
リスト:詩的で宗教的な調べより「葬送」

●ヴァレリー・アファナシエフ/Valery AFANASSIEV
1947年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院において、旧ソ連を代表する大ピアニストで、教師としても高名であったヤーコブ・ザークとエミール・ギレリスに師事。1968年ライプツィヒのバッハ国際コンクールで第1位、1972年のブリュセッルのエリザベート王妃国際コンクール優勝。1973年にモスクワ音楽院を卒業し、モスクワ・フィル、レニングラード・フィルとの共演、ソ連国内ツアーを行ったが、1974年にベルギーに亡命。以後、世界各地で演奏会を行っており、ベルリン・フィル、ロイヤル・フィルをはじめとした著名オーケストラとも数多く共演している。日本へは1983年に、ギドン・クレーメルの共演者として初来日。1987年の第3回「東京の夏音楽祭」において、初めてソロ・リサイタルを行い、センセーショナルな反響を呼び起こした。レコーディングでは、DENONから約20枚のCDをリリースしており、1992年には「ブラームス後期ピアノ作品集」がレコード・アカデミー賞器楽曲部門を受賞した。2001年の来日公演の模様はNHK教育テレビ「芸術劇場」でもとりあげられ、反響を呼んだ。2003年の来日でも、ベートーヴェンの後期ソナタを演奏し、鮮烈な印象を残した。公演はライブ・レコーディングされ、2004年春発売されたが、タワーレコードのクラシックチャートで1位を獲得した。また、ユベール・スダーン指揮、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団と共演した、ベートーヴェン全協奏曲集も好評を博している。2005年のライブ録音「テンペスト~ライブ・イン・サントリーホール」も「レコード芸術」誌で特薦盤となるなど高く評価されている。指揮活動にも意欲的で、日本でもこれまでに4度公演を行っている。2001年には、ブラームスの第2番、第4番の交響曲を新日本フィルと、2003年には、9月にベートーヴェンの「英雄」「運命」を神奈川フィルの定期公演で、10月にシューベルト「未完成」、ブルックナーの第9番を再び新日本フィルと共演した。そして、2005年4月東京シティ・フィル定期公演に登場し、「悲愴」をはじめとしたチャイコフスキー作品を指揮し、昨今他に類を見ないスケールの音楽を提示した。アファナシエフの活動は音楽だけにとどまらない。詩、小説、演劇など、文学の領域でも積極的に作品を発表し続けており、日本でも2001年、著作集「音楽と文学の間―ドッペルゲンガーの鏡像」が論創社より出版された。また、2009年、詩集「乾いた沈黙」も同社より出版された。

[ 音楽 クラシック 臨海地区 ]
浜離宮朝日ホール
日程終了
エリア 臨海地区
住所 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階 [ 地図を表示
アクセス 都営大江戸線「築地市場駅」A2出口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線「築地駅」2番出口より徒歩約8分
東京メトロ日比谷線/都営浅草線「東銀座駅」6番出口より徒歩約8分
電話番号 03-5541-8710
会場ホームページ http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/
日程 2011年11月18日
時間 19:00開演
料金 8,000円(全席指定)

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