バビロンの陽光
2003年、フセイン失脚から3週間後のイラク北部クルド人居住区。風が吹きすさぶ荒野を少年と老婆が歩き始める。「まだ遠いの、ダーダ(おばあちゃん)?」 戦地から戻らぬ父を捜すための過酷な旅が始まる……。戦争で150万人以上が行方不明となり、集団墓地から数十万もの身元不明の遺体が発見された。その現実を広く知ってほしいと本作を手掛けたモハメド・アルダラジー監督は、「イラク・ミッシング・キャンペーン」を立ち上げ、遺体の身元確認を訴える。「リベンジではなく正義だけが解決。許しを経てイラクの平和につなげたい」と語る監督のインタビューもチェックして。


生まれたとき、父はすでに居なかった。
わずかな希望を胸に、少年の旅が始まる・・・。
ベルリン映画祭2部門同時受賞!平和への祈りを込めた、慟哭のドラマ
2003年、イラク北部クルド人地区。フセイン政権の崩壊から3週間後、戦地に出向いたまま戻らない息子を探すため、老いた母は旅に出た。12歳の孫アーメッドを連れて。生後間もなかったアーメッドは、父の顔さえ知らない。親子をを繋ぐのは、父が残した縦笛だけだ。わずかな現金しか持たない祖母と少年は、ヒッチハイクをし、バスを乗り継ぎ、砂漠の中を進んでいく。さまざまな出会いと別れを繰り返し、過酷な現実に押しつぶされそうになりながらも、やがて訪れる運命の瞬間に一歩一歩近づいていく・・・。
監督:モハメド・アルダラジー
キャスト:ヤッセル・タリーブ/シャーザード・フセイン/バシール・アルマジド
製作国:イラク/イギリス/フランス/オランダ/パレスチナ/UAE/エジプト
配給会社:トランスフォーマー
6/4(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
シネスイッチ銀座日程終了
|
|
---|---|
エリア | 銀座・新橋・京橋 |
住所 | 東京都中央区銀座4-4-5 |
アクセス | 地下鉄「銀座駅」A10出口を出てすぐ。「和光」の裏手。 |
電話番号 | 03-3561-0707 |
会場ホームページ | http://www.cineswitch.com/ |
日程 | 2011年6月4日~2011年7月15日 |
読者コメント(0)
コメントを書く
※コメントを書くには、MyPageユーザー登録が必要です。また、ニックネーム未登録のMyPageユーザーはマイページ設定からご登録下さい。
RT寄稿家コメント(0)
コメントを書く ※RT寄稿家のみコメントできます。