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探検する想像

ソーシャルダイブ

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見知らぬ若い女性に声をかけられた。「これ、何の展覧会ですか?」 通りすがりに(旧)中学校で何かやっているのを見かけて入ったという。この時期、目的もなく、入場料300円払って現代美術。会場にスタッフがいないので「社会にアクションを起こすような美術で」と言ってみたものの意外と難しい。人、もの、場とかかわるといってもプロジェクト型もあればインスタレーションや映像もある。いや、その多様性は大事で。考えてみれば社会とかかわっていない作家なんていない。うまく話せなくても「自分なりのやりかたで理解しようとしたり、働きかけたりしてですね」と続けてみればよかった。いつもは社会にそれなりに適応している人には通じにくいが、この18日間本当に何が起きているか理解している人なんていないのだから。選択に迫られることも増えた。「自分の考え」と言ったって、制度とか集団意識とかに植え付けられたものではないか疑ってみる必要もある。竹内公太の指名手配被疑者の肖像画は、そのため一番関心を持った。なぜ小鷹拓郎はポテトとアフリカ縦断するのか、面白いけど説明できる? 戸田祥子は体験を反芻していて展示も魅力的なんだけど。私にとってのダイブは、さらの状態から語ることかもしれない。

By 白坂ゆり March 29, 2011

イベント概要 ユーザー投稿イベント
竹内公太:ポータブルマインド横浜
2008/油彩画、パフォーマンス、
インスタレーション

アート・人・地域をつなぐ「21世紀型オルタナティブ・アートスペース」である3331 Arts Chiyodaでは、1980年前後生まれのアーティストたちの社会と密接に関わる表現活動を紹介する展覧会「ソーシャルダイブ 探検する想像」を開催します。
今日においては国内外の各地でアートプロジェクトが盛んに行われており、低迷した社会におけるアートの可能性がますます注目されています。本展では、自らの身体と想像力を持って社会に積極的にアプローチするアーティストたちの活動に着目します。
身近な生活環境や身の回りのものに個人的な編集を加えるアーティストから、アフリカ、インド、ブラジルなどの非西欧地域に赴いてコミュニティや行政機関と連携したプロジェクトを実践するアーティストまで、総勢11名の近作・新作によるインスタレーション作品を一堂に集めて、社会づくりにも通ずる新世代のアーティストの活動を紹介します。

[ アート 現代美術 神田・御茶の水・秋葉原 ]

お問い合せ

ARTS FIELD TOKYO
TEL: 03-6803-2441
FAX: 03-6803-2442

E-mail:

URL: http://2010.artsfield.jp/

3331 Arts Chiyoda
日程終了
1Fメインギャラリー
エリア 神田・御茶の水・秋葉原
住所 東京都千代田区外神田6丁目11-14 [ 地図を表示
アクセス 東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線「湯島駅」6番出口より徒歩3分
JR「御徒町駅」南口より徒歩7分
JR「秋葉原駅」電気街口より徒歩8分
電話番号 03-6803-2441
会場ホームページ http://www.3331.jp
日程 2011年3月18日~2011年4月11日
時間 12:00 - 19:00(最終入場は終了の30分前まで)
料金 300円(中学生以下無料 障害のある方とその介助者1名に限り入場無料となります。入場の際に受付にて手帳をご掲示ください)
休館日 毎週火曜日
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