Event Card

フェスティバル/トーキョー10

ヴァーサス

イベント概要

残酷でいてポップ、滑稽であり皮肉、非情かつ容赦ない挑発的な表現で現代のマテリアリズムや歪んだ消費社会の病巣をえぐり出す異端、ロドリゴ・ガルシアが待望の日本初上陸! 撒き散らされる牛乳、散乱する本、縛られた身体...そこでは全てが等しく消費され、くたびれ、汚れていく。人が消費の過剰に陥ったとき、いかなる行動を取ることができるのか?

ロドリゴ・ガルシア
1964年ブエノスアイレス生まれ、1986年以降マドリッド在住。演出家、作家、美術作家、映像作家、舞台美術家として活動中。1989年に結成した、父親の経営する肉屋にちなんで名付けたカンパニー、ラ・カルニセリア・テアトロ(「肉屋の演劇」)の主宰者として、"現代社会の肉体と血液を襲撃する"ことをコンセプトに多彩な実験的演劇作品を発表している。ダンス、音楽と、パフォーマンスを横断するラ・カルニセリア・テアトロのワイルドで暴力的な作品群はガルシアの挑発的なテキストと斬新な舞台美術を融合させ、現代の消費社会における疎外感や歪んだマテリアリズムを描く。近年はマクドナルド、ディズニー、大型家具店イケア等に象徴される資本主義グローバリズムを批判する『La historia de Ronald el payaso de Mc Donalds (マクドナルドのピエロ、ドナルド・マクドナルドのお話)』(2002年)や、『Esparcid mis cenizas en Eurodisney (ユーロディズニーで私の遺灰を散骨する) 』(2006年)、『Compre una pala en IKEA para cavar mu tumba (自分の墓穴を掘るための鍬をイケアで買ったよ)』(2002年)等の作品を発表。
ガルシアの作品は世界各国で上演され、そのテキストは多言語に翻訳されている。代表作の『Macbeth imagenes(マクベス・イマゲネス)』(1987年)、『Reloj(レロイ)』(1988年)、『Notas de Cocina(キッチンノート)』(1994年)、『El padre(父)』(1994年)等で国内外の様々な賞を受賞。さらに2009年にはプレミオ・ヨーロッパの「新たな演劇的現実(New Theatrical Reality)」部門を受賞した。

にしすがも創造舎
日程終了
エリア その他23区内
住所 東京都豊島区西巣鴨4-9-1 旧朝日中学校 [ 地図を表示
アクセス 都営三田線「西巣鴨駅」A4出口(エレベータ出口)すぐ
都電荒川線「新庚申塚駅」より徒歩3分

電話番号 03-5961-5200
会場ホームページ http://sozosha.anj.or.jp/
日程 2010年11月20日~2010年11月24日
料金 自由席 一般 前売 4,500円(当日 +500円)、学生 3,000円、高校生以下 1,000円(前売・当日共通、要学生証提示)

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