勅使川原三郎×佐東利穂子
勅使川原三郎:オブセッション
ヴァイオリン:ファニー・クラマジラン
横浜トリエンナーレ2008での割れたガラス上で踊る作品を含め、1996年以来、勅使川原が振り付けるグループ作品すべてに出演している佐東利穂子との初のデュエット。そもそも勅使川原が、デュエット作品を書いたこと自体が初めてだという。シュルレアリスム映画の傑作『アンダルシアの犬』にインスパイアされ、フランスで創作されたもので、ふたりの動きは初演時に「漢字のように複雑で様式化され、平仮名のように流麗で、片仮名のように純化されている」と評された。脳に直接作用するような、知的にして官能的な表現を期待したい。



常にダンスの新たな可能性を探求し続ける勅使川原三郎が初めて創作したデュエット作品が、この『オブセッション』です。ルイス・ブニュエルの映画「アンダルシアの犬」から着想をえて、2009年5月にフランスで創作。その後のギリシャやウィーンの公演でも好評を博し、来年5月のシアターコクーンが待望の日本初演となります。
本公演は、勅使川原三郎、佐東利穂子の初ダンスデュエットという今までとは味わいの違う作品であるだけでなく、フランスから注目の新進女性ヴァイオリニスト、ファニー・クラマジランをゲストに迎え、作中のイザイ作曲のヴァイオリンソナタが生演奏で加わり、さらに作品を深めます。
勅使川原三郎と佐東利穂子、二人の身体が奏でる、かつてないエモーショナルなダンス作品にご期待ください。
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男と女の身体がひび割れ 反転し
振動し 激しく亀裂が走る
結晶になる身体 春という季節の中
無邪気なほどあっけなく
当たり前の意識を引き裂く偏愛
深い感情の不可能な音楽物語
勅使川原三郎
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振付・美術・照明・衣裳:勅使川原三郎
出演:勅使川原三郎、佐東利穂子
ヴァイオリン:ファニー・クラマジラン
シアターコクーン日程終了
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エリア | 渋谷 |
住所 | 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1F |
アクセス | 「渋谷駅」ハチ公口より徒歩7分 |
電話番号 | 03-3477-3244 |
会場ホームページ | http://www.bunkamura.co.jp |
日程 | 2010年5月20日~2010年5月23日 |
時間 | 5月20日(木)・21日(金)19:00開演 5月22日(土)・23日(日)15:00開演 |
料金 | S席:7,000円/A席:6,000円/コクーンシート:4,000円 |
<チケット販売情報>
チケット発売日:
2010年2月21日
主要プレイガイド:
ローソンチケット・ドットコム 【Lコード:30018】
チケットぴあ 音声認識/オペレーター予約:オールジャンル 0570-02-9999(音声認識:10:00~23:30/オペレーター対応:10:00~18:00)
【Pコード:400-902】
ローソンチケット 0570-000-777(音声案内:24時間受付/オペレーター対応:10:00~20:00) 【Lコード:30018】
その他チケット取扱先:
Bunkamuraチケットセンター / TEL: 03-3477-9999
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