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戦場でワルツを

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2006年冬のイスラエル。映画監督のアリは、悪夢に苦しむ旧友の話を聞き、ふたりが19歳の時に従軍したレバノン侵攻の後遺症かと思いつつ、アリには当時の記憶がない。失われた記憶の断片を求め、各地に散って行った戦友たちを訪ねるアリの旅が始まる……。監督自身の体験をベースにしたアニメーション・ドキュメンタリー。ラストだけは実写で、リアルな映像がぐぐっと胸に突き刺さる。戦争のPTSDを抱え、今を生きる人たちは世界中にどれくらいいるんだろう。声高に反戦を叫んでいるわけではない。だからこそ深く、じんわりと心に染み込む。

By まる November 20, 2009

イベント概要
(c)2008 Bridgit Folman Film Gang,
Les Films D'ici, Razor Film Produktion,
Arte France and Noga Communications
-Channel 8. All rights reserved

2006年のイスラエル。映画監督のアリは、友人から26匹の犬に追いかけられる悪夢の話を打ち明けられる。若い頃に従軍したレバノン戦争の後遺症だと言うが、アリにはなぜか当時の記憶がない。不思議に思ったアリは、かつての戦友らを訪ね歩き、自分がその時何をしていたかを探る旅に出る。やがてアリは、ベイルートを占拠した際に起きた「住民虐殺事件」の日、自分がそこにいたことを知る…。

戦争がもたらす心の闇を暴き出し、カンヌ国際映画祭やアカデミー賞などで国際的にも賞賛。フォルマン監督独特の斬新な手法やビジュアルも必見。兵士の心理状態が時にシュールに、時にミステリアスに描かれながらも、現代の戦争への風刺の効いた問題作。

監督:アリ・フォルマン
キャスト: アリ・フォルマン、ボアズ・レイン=バスキーラ、オーリ・シヴァン、ロニー・ダヤグ、カルミ・クナアン、シュムエル・フレンケル
製作国:イスラエル、フランス、ドイツ、アメリカ
配給会社: ツイン、博報堂DYメディアパートナーズ
上映時間90分/ヘブライ語

[ 映画 ドラマ 銀座・新橋・京橋 ]
シネスイッチ銀座
日程終了
エリア 銀座・新橋・京橋
住所 東京都中央区銀座4-4-5
アクセス 地下鉄「銀座駅」A10出口を出てすぐ。「和光」の裏手。
電話番号 03-3561-0707
会場ホームページ http://www.cineswitch.com/
日程 2009年11月28日~2010年1月15日

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