HIGH FIVE QUINTET

ジャズのみならずクラブ・ジャズからも注目を集めるヨーロッパ随一の最強クインテットが新譜を携えて登場!
ジャズ、クラブ・ミュージック双方のファンから熱い注目を浴びるイタリアの精鋭グループ、ハイ・ファイヴ・クインテット。昨年12月にマリオ・ビオンディと共に登場した彼らが、待ちに待った単独公演を行う。人気トランペッター、ファブリッツィオ・ボッソを中心として2002年に発足。この’07年には名門ブルーノート・レコードに移籍し、4年ぶりのアルバム『ファイヴ・フォー・ファン』を発表した。同作ではオリジナル曲に加え、マッコイ・タイナー等のジャズ・ジャイアンツが書いた名曲に新たな息吹を注ぎ込んだ彼ら。ジャズの未来が体感できる特別なライヴとなりそうだ。
●クインテットのコ・リーダーでトランペット奏者のファブリッツィオ・ボッソは、1973年11月5日、イタリアのトリノ生まれ。5歳から父親にトランペットを学び、10歳でトリノの名門ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院に入学すると、15歳で卒業するなど並外れた才能を発揮。奨学生としてワシントンの大学でもジャズを学んだ。’93年からフルタイムの活動を始め、ジョージ・ラッセル、デイヴ・リーブマン、チャーリー・ヘイデン、ステイーヴ・コールマンらと共演。’99年に発表した初リーダー作で、音楽誌の「年間最優秀新人」に選ばれ、光の当たる場所に立った。’02年に“ハイ・ファイヴ・クインテット (HFQ)”に加わり、’07年には名門ブルー・ノートと契約。『ニュー・シネマ・パラダイス』の発表で脚光を浴びた。“HFQ”はインディペンダントなバンドでありながら、ニコラ・コンテやマリエ・ビオンディらの右腕になるなど、イタリア・ジャズ・シーンの広告塔としても数々の成果を残してきた。グループの最新作は『ファイヴ・フォー・ファン』(EMIミュージック)。
●もうひとりのコ・リーダーでサックス奏者のダニエレ・スカナピエコは、1970年、イタリア生まれ。父親もミュージシャンの音楽一家育ち。サレルノの音楽院でクラシック・クラリネットを専攻し、学位を得て卒業。サックスにスイッチした’91年にローマに移り、ロレンツォ・トゥッチと共に助走路を走り始めた。内外のミュージシャンと精力的に活動するうち、インタナーショナル・ジャズ・オーケストラに選抜されるほか、ハイ・ファイヴ・クインテットのレコーディングに参加。それを機に、’99年から活動の場をフランスにも広げ、パリのジャズ・シーンにも進出。’02年に出した初リーダー作で、音楽誌の「最優秀新人」に選ばれ、フランスで栄誉ある「ジャンゴ・ラインハルト賞」にも輝くことでソロ・キャリアにはずみをつけた。以来、ボッソと同様、ソロ活動と“HFQ”を両輪に、イタリアで中堅トップの座を踏み固めてきた。自己名義の最新作は、ステファノ・ディ・バティスタとフラヴィオ・ボルトを配した『Life Time』(Picante)。
Fabrizio Bosso(tp)
ファブリッツィオ・ボッソ(トランペット)
Daniele Scannapieco(sax)
ダニエレ・スカナピエコ(サックス)
Luca Mannutza(p)
ルカ・マンヌッツァ(ピアノ)
Pietro Ciancaglini(b)
ピエトロ・チャンカリーニ(ベース)
Lorenzo Tucci(ds)
ロレンツォ・トゥッチ(ドラムス)
ブルーノート東京日程終了
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エリア | 青山・原宿・千駄ヶ谷 |
住所 | 東京都港区南青山6-3-16 ライカビル [ 地図を表示 ] |
アクセス | 地下鉄「表参道駅」より徒歩8分 |
電話番号 | 03-5485-0088 |
会場ホームページ | http://www.bluenote.co.jp |
日程 | 2008年11月16日~2008年11月19日 |
時間 | 7:00p.m. & 9:30p.m. ※11/16sun.はShowtimes:6:30p.m.&9:00p.m. |
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