ファブリス・イベール:たねを育てる展

僕は森を育てるように、アイデアを育てている。
数年前フランスの田舎、ヴェンデというところに森を造ろうと思い立った。
一体どうしてそんなことを考えたのか思い出してみると、
僕がアートでこれまでやってきたことと、同じことをやろうとしていたのに気が付いたんだ。
アートは思考のたねから生まれる、森も大地の素から創りだされる。
どちらも頭をもっともっと柔らかくしてくれて、僕に新しい行動を起こさせる。
僕はこの展覧会の中で、アイデアの森のことや時代を飛び超えた巨大な木のドローイングをたくさん描くつもりです。
ビデオを使って、農業のこと、僕の考える”思考のたね”のことについても話したいと思う。
ファブリス・イベール
カリフラワーで出来た頭にレモンの目、ピーマンとバナナの腰、足はキューリという愉快な”野菜男”。
この作品を造ったのは、革新的なコンセプトと新鮮な表現で今やフランスを代表する芸術家、
ファブリス・イベールです。
合言葉は「たねを育てる」。
たねとはアート作品がつくられるための思想や行動のメタファーです。
また、大地の力に育まれて大きくなっていく実際の野菜や木々の素(もと)という意味もあります。
イベールはこの展覧会で、たくさんの、そしていろいろなたねを東京に蒔くことに挑戦します。
主催・協賛・後援等
主催 ワタリウム美術館
ファブリス・イベール展実行委員会
ブルーノ・タウト展実行委員会
ワタリウム美術館日程終了
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エリア | 青山・原宿・千駄ヶ谷 |
住所 | 東京都渋谷区神宮前3-7-6 |
アクセス | 地下鉄「外苑前駅」より徒歩8分 |
電話番号 | 03-3402-3001 |
会場ホームページ | http://www.watarium.co.jp/ |
日程 | 2008年4月26日~2008年8月31日 |
時間 | 11時より19時まで(毎週水曜日は21時まで延長) |
料金 | 大人 1000円 学生(25歳以下) 800円 会期中何度でも入場できるパスポート制チケット |
休館日 | 月曜日(5月5日、7月21日は開館) |
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