ペルセポリス
マルジは独立心旺盛な10歳の女の子。イラン革命を体験し、「預言者になる!」と言い出したり、政治犯として投獄された叔父が処刑されたり、怒濤の子供時代を過ごす。マイケル・ジャクソンのバッジを身につけただけで、補導されかかることも! そんな彼女の成長を、原作者でありマルジ自身であるマルジャン・サトラピが戦争と悲しみのドラマにとどまらず、必死に日々を生きる人々のおかしみと愛の物語として表現した。モノクロのアニメーションから溢れ出るユーモアとマルジの一生懸命さは国や時代なんて超越していて、元気が直に胸に届く。


1970~90年代の激動するイランを舞台に
監督自身の半生を綴った‘少女マルジ’の成長物語
歴史的背景や個人のドラマをはるかに超えて、どんな人の心にも届く感動作!
―ル・モンド
● ‘少女マルジ’の普遍的、等身大の成長物語が共感を呼び、世界が絶賛!
イラン出身パリ在住のマルジャン・サトラピ監督自身による自伝的同名グラフィック・ノベルの映画化である本作は、1970~90年代の混迷するイランを舞台に、主人公マルジの半生と3代に渡る母娘の愛情を涙と笑いを散りばめながら描いた感動作!おしゃれやロックに興味を持ち、運命の人に出会い失恋し…落ち込んでは立ち上がる主人公マルジの姿は世界中のティーンエイジャーの今と何も変わらない。シンプルな線が生み出したビビッドでリアリティ溢れるアニメーションの世界に、自分らしい生き方を模索するひとりの少女があざやかに息づき、その普遍的な物語が国や歴史や宗教を飛び越えて感動をもたらす。
07年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された本作はアニメーションとしては30余年ぶりに審査員賞を受賞、本国フランスで大ヒットを記録し、現在も世界各国に賞賛の波が広がっている!
●豪華な女優たちがボイス・キャストとして集結。
実生活でも母娘であるカトリーヌ・ドヌーヴとキアラ・マストロヤンニが親子役に、また祖母役に『8人の女たち』でもドヌーヴの母親を演じたダニエル・ダリューが配されている。フランス映画界を代表する、まさに‘3代に渡る’名女優たちの声がキャラクターに息吹を吹き込んだ!
●いつでも、どこでも、自分らしく。
1978年、イラン。9歳の少女マルジャン(愛称マルジ)はパパとママ、大好きなおばあちゃんに囲まれて、しあわせに暮らしていた。しかし革命が起きた後、学校は男女別々、女子はヴェール着用などの法律が制定され、翌年には戦争が勃発、人々は‘風紀取締り警察’や空襲におびえて暮らすようになっていた。それでも恐れを知らぬマルジは‘PUNK IS NOT DED(パンクは死なず)’のジャケットを着て街に繰り出したり、校長先生に意見したり。大胆なマルジを心配した両親は、この混乱を避けて娘をウィーンに留学させることにする。
ティーンエイジャーのマルジはウィーンで仲間たちと楽しい日々を送っていた。いつの間にか大人へと大変身し、恋もする。でも次第に、西欧文化とイスラム文化とのはざまで悩むようになり、自由を手放してでも帰国することを決意する。
再び家族の元に戻ったマルジは、さまざまな社会の矛盾や制約の中でたくましく成長していく―自分らしさとおばあちゃんの言葉「いつも公明正大に」を忘れずに・・。
憧れのひとはブルース・リー
フライドポテトにはケチャップたっぷり
一念発起のテーマソングは、『ロッキー3』!
アバよりもマイケル・ジャクソン
アイアン・メイデンを聴く時は、ぜったいに大音量
こっそりヴェールを取って、バッチリメーク
*『ペルセポリス』とは?
本作のタイトルである「ペルセポリス/PERSEPOLIS」とはギリシャ語で‘ペルシャの都市’という意味。現在、その遺跡はユネスコの世界遺産に登録されている。
原作+監督+脚本:マルジャン・サトラピ
共同監督・共同脚本:ヴァンサン・パロノー
声の出演:キアラ・マストロヤンニ/カトリーヌ・ドヌーヴ/ダニエル・ダリュー他
2007年/フランス/フランス語/1時間35分/B&W(一部カラー)/1.85
/DOLBY SRD
字幕:丸山垂穂 字幕監修:園田恵子
原作:「ペルセポリス1・2」バジリコ刊
サントラ盤:EMI ミュージック・ジャパン
提供:ロングライド/アスミック・エース エンタテインメント
宣伝:樂舎
配給:ロングライド
角川シネマ新宿日程終了
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エリア | 新宿 |
住所 | 東京都新宿区新宿3-13-3 新宿文化ビル4・5階 [ 地図を表示 ] |
アクセス | 東京メトロ丸の内線「新宿三丁目駅」B2出口を出て右折し、すぐ右手。JR「新宿駅」より徒歩5分。伊勢丹本館前・明治通り側(旧新宿ガーデンシネマ) |
電話番号 | 03-5361-7878 |
会場ホームページ | http://www.kadokawa-cinema.jp/ |
日程 | 2008年2月16日~2008年3月14日 |
時間 | 19:40〜 |
シネマライズ日程終了
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エリア | 渋谷 |
住所 | 東京都渋谷区宇田川町13-17 [ 地図を表示 ] |
アクセス | 「渋谷駅」ハチ公口から「Q FRONT」と「109-2」の間の道を進み、「マルイシティ」手前の公園通りへ。「PARCO」と「GAP」の間の道を左折し、50mほど先左手。 |
電話番号 | 03-3464-0051 |
会場ホームページ | http://www.cinemarise.com/ |
日程 | 2007年12月22日~2008年3月7日 |
時間 | 10:40/12:50/15:00/17:10/19:20~21:10 |
料金 | 一般1800円/学生1500円/中学・高校生1000円/シニア1000円/小人1000円 |
割引料金 | 日曜日の最終回の当日券は1000円均一 |
特記事項 | 1月19日(土)~1月25日(金) 英語吹き替え版上映 |
吉祥寺バウスシアター日程終了
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エリア | 中央線沿線(新宿以西) |
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-23 |
アクセス | 吉祥寺駅北口から徒歩5分 |
電話番号 | 0422-22-3555 |
会場ホームページ | http://www.baustheater.com/ |
日程 | 2008年2月16日~2008年3月7日 |
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