マツキヨ椎名町店にて

パルコです。元気ですか。

僕はいまメキシコを旅しながら、東京の買い物について考えた事を文章にまとめています。僕がまず「東京」と聞いて頭に浮かぶのは「買い物」です。世界各国に大都市あれど、東京ほど物資に恵まれた町はそうないからです。で、その買い物都市「TOKYO」の更に上を行く買い物について考えたいと思います。

まず、いいマツキヨとそうじゃないマツキヨについて見分ける方法です。その目安としてヘルシア緑茶が477円以上するマツキヨはだめです。498円なら買い物は見合わせた方が良いでしょう。

ドン・キホーテ正面入り口

ドン・キホーテのキャラクター、ドンペン

そして、いいドン・キホーテと悪いドン・キホーテの見分け方、それは、ドンペンをよく観察すればわかります。ドンペンというのは、ペンギンのイメージキャラなのですが、このドンペンが笑っているドンキはいいドンキです。パウきたいけぶくろ店みたいにパーキングの誘導整理までしているドンペンはかなり優秀です。あと、生鮮食品に力を入れていないドンキは要注意です。ブランド物に力を入れすぎてしまうのも考えものです。また、ペットを飼っている人にしかわからないかもしれませんが、モンプチ猫缶４箱セットが198円以上するドンキは絶対に行かない方が賢明です。

さらに今度は、いいビックカメラと悪いビックカメラの見分け方です。良いビックカメラにはオタクの店員がいます。なんか客と長話をしている電機オタクの店員を見つけたら名札バッジを記憶しておくことです。安く売るだけではダメなのが電機の世界で、「あ〜、その機種僕も買ったんです」などと店員が自分の事を話し出したらしめたもの。次から次へと新情報を聞き出せることでしょう。

ビックカメラの前でパフォーマンス

ビックカメラ店内での「ハルコ」

あと、敢えて言うならビックカメラは必ずしも巨大な店が品揃え豊富というわけではありません。ビックカメラの在庫状況は全支店端末で管理されており、むしろ大きい店ほど「売り場荒れ」していて在庫の少ない事が多いのです。例えば池袋では、東口店では早くから欠品していたニンテンドーDSが、西口店では普通に買えたと言う事例がありました。ビックカメラに関してはむしろ客が少ない支店を狙って、店員の誰かと話し友達になっておくのが良いでしょう。

こんな事ばかり書いていると殆ど自分の行動範囲の底が知れてしまいますが、中にはこんなビックカメラの店員もいます。最近のビックカメラはおもちゃを扱う店が多いのですが、その辺でも、ガンプラばっか大量に在庫していたり、微妙にガレージキットで美少女フィギュアを置いてあったり、やたらオマケ菓子ばかり幅を利かせていたり、中にはガンダムよりもトランスフォーマーに力を入れてたら、相当なマニアの店員がいる証拠です。

そういった店員と仲良くなれば「〜の商品は何日の木曜の夕方入荷します」とか「土曜の朝入荷します」とか、常連にだけ教えてくれる情報をもらえるのです。そもそも圧縮陳列のハシリはドンキではなくビックカメラだと思うのですが、その限られた空間の中に何を重点的に配置するかは、意外と店員のセンスにまかされている事が多いので、次回からはそういった視点の良い店探しを行うのも一興かもしれません。