彩の国さいたま芸術劇場開館20周年
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『KONTAKTHOF ―コンタクトホーフ』
思えばもうあれから28年もの年月が経っているのだ。ピナ・バウシュ&ヴッパタール舞踊団が初来日公演をした時、僕はまだ20歳そこそこの若造であった。バイト代をつぎ込んで劇場に足を運んだ自分と、ピナの作品を見た後の自分はまったく違った自分であるように感じた。それほどにショックだった。ピナと出会っていなかったら、今の自分はない。そう言い切れる。そして、きっと世界中に僕のような人が他にもたくさんいるだろう。ピナはもうこの世にはいないが、またピナの作品に触れることができる! その作品が舞台芸術の歴史に残る傑作『コンタクトホーフ』であることが猶嬉しい。


***前売券は完売。当日券を若干数発売予定***
ダンスと演劇の垣根を越えた「タンツテアター」で独自の世界を切り開いてきたピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団による来日公演! 演目は1978年初演の代表作『コンタクトホーフ』。舞台は公民館のようなフロア。壁際には椅子が並べられ、1930 年代ドイツのポピュラー音楽が流れる中、男女が集い、互いに相手を惹き付けようとあの手この手で奮闘します。そこはさまざまな感情がぶつかる場所。
ピナが愛してやまなかった本作は、同舞踊団のみにとどまらず、ダンス経験のない高齢者や少年少女たちによっても上演され世界各地で注目されてきました。国内では、1986年の初来日時以来、実に28年振りの上演です。この貴重な機会を、みなさまどうぞお見逃しなく。
演出・振付:ピナ・バウシュ
美術・衣裳:ロルフ・ボルツィク
出演:ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団
1973年、ドイツの工業都市にあるヴッパタール・バレエ団の芸術監督にピナ・バウシュが就任、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団と改称。ダンスと演劇を融合させた「タンツテアター」による斬新かつ衝撃的な話題作を次々に発表し、世界の舞台芸術界に多大な影響をあたえた。2009年、ピナは惜しくも逝去するが、その遺志を継ぎ舞踊団はその後も精力的に公演を行っている。1986年以来たびたび来日公演を行い、彩の国さいたま芸術劇場には1996年に初登場、2004年には『天地 TENCHI』を共同製作した。今回、5度目のさいたま公演となる。
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール日程終了
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エリア | 埼玉県 |
住所 | 埼玉県さいたま市中央区上峰3-15-1 |
アクセス | JR埼京線「与野本町駅」より徒歩7分 |
電話番号 | 048-858-5500 |
会場ホームページ | http://www.saf.or.jp/ |
日程 | 2014年3月20日~2014年3月23日 |
時間 | 3/20(木)開演19:00、21(金・祝)・22(土)開演15:00、23(日)開演14:00 |
料金 | 一般:S=10000円、A=7000円、B=5000円 学生:S=7000円、A=5000円、B=3000円 |
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RT寄稿家コメント(1)
前田圭蔵 March 15, 2014
ピナの伝説的作品!
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